- NFTについて詳しく知りたい
- NFTって簡単にいうと何?
- ただの画像でしょ?
NFTって「あやしい」「詐欺でしょ」という先入観を持ってる方も多いですよね
私自身も2022年6月頃より『NFT』を購入したり、アイコンにして楽しんだりしていますが、それより前はなんとなく怪しいなあって思ってました。
ですが、最近ではニュースなどでも『NFT』についての報道も目にするようになりましたよね。
楽天やメルカリ、スタバやインスタグラムなども『NFT』ビジネスに動き出していて話題となっています。
大手の企業がこぞって参入しているということは、必ず世の中に普及し、一般層にも浸透する日がくるということ。
今から少しずつ『NFT』に触れておくのが良いと思います💡
そこで本記事では2022年9月10日に参加した「ゼロからのNFTセミナー」の内容をもとに『NFT』について解説していきます!
NFT初心者の方にもわかりやすく書いていますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
Contents
NFTってなに?
そもそも『NFT』ってなに?と思われている方も多いですよね。
『NFT』とは「Non Fungible Token(非代替性トークン)」の略で、暗号資産に用いられているブロックチェーンという技術をもとにデータを管理されています。
『NFT』を知るためには、まずは用語を知らなければなりません。
なぜならカタカナや英語のオンパレードだからです。
絶対知っておいていただきたい用語は以下の3つ。
NFT関連用語
- NFT 「Non-Fungible Token 」=『非代替性トークン』
- トークン「Token」=『デジタルデータ』
- ブロックチェーン=『正確な取引履歴を管理する高度な技術 』
非代替性とは『替えが効かない、唯一無二』という意味です。
ブロックチェーン技術では「取引履歴」などの「情報」が「ブロック」の中に刻まれます。
過去~現在までの「情報の履歴が入ったブロック」を「1つの鎖に整理する」ことができるのです。
そのブロックに記録された情報が、過去から1本の鎖(チェーン)のようにつながっています。
たとえば
- 暗号資産を送金する時『AさんがBさんに1万円送金しました』という情報が刻める
- NFTを買う時『こちらの画像をAさんが0.1ETHで購入しました』という情報を刻むことができる
こんなイメージです。
今まではデジタルの場合、本物と偽物(コピー)は区別できませんでしたが、ブロックチェーン技術によって『NFT』 にはそれぞれ唯一性を生み出すことができました。
つまり、事実上改ざんすることが不可能となります。
NFTの特性
ここまで読んでみて『NFT』はどんなものかと聞かれたら、なんと答えますか?
世界で唯一無二の『自分だけの画像』などという表現ができますね。
ただこれは正解でもあり、まだ足りません。
なぜなら『NFT』は単なる画像だけではないからです。
『NFT』は以下のようなものも販売されています。
NFTの活用事例
- アート
- 音楽
- ファッション
- ゲーム内アイテム
- 会員権やチケット
- 金融
- メタバース内の土地
まだまだ活用事例は幅広いですが、デジタルデータで、ある特定のものを『NFT化』することで『これはNFTです』と初めて言えるようになります。
ということで『NFTとは?』と聞かれたら
- "世界でたった一つ”の証明ができる自分だけのもの
- 同じコレクションを持つもの同士のファッションアイテム
- 社員証や学生証などの身分を証明できる
- 誰でも作成・購入できる
- 価格が変動するため投資対象にもなる
価値の高い画像がデータが、誰にも改ざんされたりすることなく持ち続けることができます。
NFTによって価値を証明しやすくなった、というイメージです💡
NFTの将来性と市場規模
それでもなお『NFT』の未来について懐疑的に思う方もいると思います。
それもそのはず。
2022年9月現在、日本のNFT市場はまだ海外の1%未満だからです。
ここからは「ゼロからのNFTセミナー」で、
講師のすけさん(@suke7251)の講義で教えてもらったことをまとめてお伝えします。
すけさんは、某IT企業のマーケティング担当をされている方で、NFT界隈ではCoolgirl NFTのマーケターを務めているお方です。
『NFT』を市場規模についての視点で考えたことがなかったので、とても勉強になりました。
初心者にもわかりやすくていねいに解説してくださいました。
NFTについて懐疑的になっている方は、これを知るとすっきりと納得できると思います!
日本のコレクションの取引額はこちらから確認できます。
現在日本のトップは
- 位 CNP2.2億円
- 位 CNPJ0.4億円
- 位 Meta Samurai 0.3億円
日本のすべてのコレクション合わせても4億円ほどですが、海外ではなんと614億円規模。
今後の伸び率としては、ものすごい勢いがあるということがわかります。
わかりやすくいうと、10年後には現在のAppleの売り上げ高に近づきそう、ということです💡
- 2021年現在のAppleの売上高は3,650億ドル(52兆円)
- 2032年のNFTの市場規模は3,167億ドル(43兆円)
- IT市場の年間成長率7.1%に対してNFTは25.0%
『NFT』はこれからです。
iPhoneが日本に初上陸した2008年と同様で、日本ではまだ先攻者優位が取れる市場です。
ハイプサイクルにのっとってみると一目瞭然だからです。
「ハイプサイクル」とは=新しい商品ができて一般化するまでの期待度と時間を可視化したもの。
黎明期→ 過度な期待期→ 幻滅期(NFTは今ここ)→ 啓発期→ 生産性の安定期
iPhoneも辿ったサイクルになります。
こちらは最近の海外ブランドのNFT活用事例です。
- マクドナルド マックリブNFT→人気商品の復活を記念して限定10個のNFTを発行
- スターバックス NFT購入者に特典を付与→9月13日に概要発表
- ナイキ NFT事業を新たな収入源として→250億円規模で計上
ここまで見ただけでも、NFTには未来しか感じません!
さらに今後のフェーズ予想はこちらで、現在は第1フェーズに入ったばかりの状況です。
- 2022~2025年(第1フェーズ):クリエイター・コレクター間でのNFTの活用が促進
- 2025~2028年(第2フェーズ):アジア地域を中心に、政府の積極的な支援策が展開
- 2028年~2032年(第3フェーズ): NFT企業の台頭、NFT需要が飛躍的に増加
今回のセミナーでは、すけさんの講義以外にも
しゅうへいさん @shupeiman
こんさん @kon39000
けいすけさん @kei31 が講師をしてくれました。
今後もリアルで学べるNFTセミナーが全国で順次開催されるそうなので、勉強したい!という方はぜひ会場に足を運んでみてください。
フリーランスの学校では2022年12月28日に LLACというNFTコレクションを発売します。
ご興味のある方はこちらのDiscordからご参加ください!
まとめ
『NFT』は日本ではまだまだこれからの市場。
2008年にiPhoneが上陸した頃も、怪しい・赤外線がないから不便・タッチパネルが使いずらいなどの口コミも多く、日本人に浸透するまで時間がかかりました。
NFTは、2022年9月現在で全日本人の1%にも満たない1万人しか買っていません。
これから徐々に盛り上がってくるはずなので、少しずつ理解を深めて新しい技術や価値にワクワクしながら、一緒に学んでいきましょう!