- NFTって何ができるの?
- 医療職でもNinja DAOみたいなコミュニティが作れるの?
- Web3,0がどんなふうに発展していくのか教えてほしい……‼︎
Web3,0やNFTビジネスで盛り上がってるけど、あまりにも最先端でよく分からない世界。
興味はあるけどハードル高いなぁと思っている医療従事者も多いですよね。
私も最先端の技術を使ってできることって何?自分たちの仕事に置き換えられる?ってずっと模索してました。
今回Ninja DAO内から派生した医療班DAO(仮名)が2022年9月9日に爆誕しました〜!
発起人は元作業療法士のきださん(@yayan198704)
放射線科医のsoyaさん(@ogiri_dao)です。
Discordはこちら
誰でも参加できます!
未来の医療職の働き方や、医療のデザインについて、Web3.0的な発想で繰り広げられるカンファレンスに大注目。
ここから未来の医療界を変えるようなことが起きるかもしれません!!
Contents
Web2,0までの医療の問題点
医療現場での問題点をピックアップしてみました。
医療保険料や制度の問題、医師・看護師など医療従事者の疲弊や離職などもふくめ、国政や社会問題が山積みです。
その他にも現状の日本の医療にはさまざまな問題がありますね。
現状の問題点
- 病院間の情報交換が難しく、病院・施設ごとに情報が違うため効率が悪い
- 大病院・民間病院・診療所によって情報の格差がある
- 中央集権型なので決定までに時間がかかり判断が後手に回ることが多い
- 勉強会と称した無駄な飲み会や集まりが多い
- 専門医、放射線科、修士学位(生物統計、疫学)大学病院の医師の低賃金
- 病院・診療科によっては時間外の給料もないブラック体質
- 国が医師免許を付与し、学会が専門医資格を与え、大学医局が学位(博士号)を与えるという構造上の問題
- 従来の医師は給料に不満を言わず身を粉にしてはたらき、Z世代以降はワークライフバランスを重視しコスパのいい働き方を求めるなど価値観の差がある
- CT・MRIは人口あたり日本が世界でダントツ一位→ 精神科専門病院や老健併設病院・整形クリニックなど稼働していないCTなどが存在→コロナ補助が出るから買い換える必要もないのに新機械を購入する病院が多発
ほかにも「これが現在の医療の問題だよ!」と思う方は、随時声をあげてください。
Web3.0時代の医療とは
現時点でできそうなこと
- iPhoneやApple Watch、その他のヘルスケアウェアラブルで健康データをWeb上に蓄積
- そのデータを分析すればどの傾向の人にどんな予防をすればいいのかなどの分析が可能
- 脈拍・呼吸・体温・血糖値・睡眠・歩数など生活習慣病に基づく基礎疾患の予防を管理
- カルテや検査データや画像、処方に至るまで病院にある医療情報やカルテの情報
- 日常の食事、睡眠、運動、バイタルサインなどのデータと臨床アウトカム=実際に病気になったかどうかを結びつける研究
- 画像AIの技術により写真からカロリーや栄養素予測するアプリ
- メタバース病院
医療班DAO(仮名)でやりたいこと
- 医療班独自のNFT、IPの確立
- パスポートNFT、SBTなど(初期メンバーだけがもてるNFTまたは転売不可)
- 健康アプリの開発(またはCNP Freindsに付帯)
- Web3や医療・健康のことを一般人や医療者に向けて定期発信
Dr,Soya の頭の中をチラ見せ。(2022年9月9日現在)
Dr.soya的 エビデンス構築アプリ案
背景
- 医療データは大病院に中央集権的に管理されており、そこから生まれるエビデンスやサービスに対して患者が自身のデータによってインセンティブを得ることはまれ
- 今後、ゲノム医療、個別化医療、AIの導入により病院内にある既存の医療データを用いたサービスが加速度的に開発されると予想
- 欧米ではGAFAと大病院が連携して医療サービスを生み出しており、Web2サービスの時のように今後医療の個人データに対する規制の流れが出てくる可能性あり
解決策
- コミュニティ+ ブロックチェーンによる医療のエビデンス構築の仕組み形成
- 初期プロダクト案としては食事管理アプリ
- ユーザーは日々の食事のデータを入力することで摂取カロリーや栄養素、それに応じたアドバイスを管理できる
- 食事(栄養)→健康診断の関係のエビデンス構築
- 初めは病院内にデータが蓄積されていない、今後ニーズが伸びることを予想し、予防医療に貢献できるようなデータやエビデンス構築を目指す
- パブリックブロックチェーンによる、健康データを用いた世界で初めての論文化
- 中期目標として予防医療・医療系ioTベンチャー、保険会社などのニーズに答えられるようなエビデンスを提示
- エビデンス構築に価値のあるデータを提供する(長期の使用、検診結果の共有など)ほど、ポイントやトークンなどを用いてインセンティブを得ることができる
- 価値のあるエビデンスが構築できるようにアプリ設計が必要
- 良いエビデンス構築には長期のデータ蓄積が必要なためアプリも長期で使ってもらえるように設計
ポイント
- 価値のあるエビデンスが構築できるようにアプリ設計が必要
- 良いエビデンス構築には長期のデータ蓄積が必要なためアプリも長期で使ってもらえるように設計
現段階でのイメージ
- 食事の写真からAIで半自動的に栄養素を抽出し入力してくれる(既存のカロミル、あすけん)
- IP+ 楽しい世界観(CNPなど)
- 儲かるポイント付与(既存:ポイ活アプリ)、もしくはGameFi(既存のX to Earnアプリ)
まとめ
まだ発足1日目でこのボリューム✨
Web3への期待が高いほど、問題点と課題は浮きぼりです。
ですが、本来の医療の本質を捉え、新しいテクノロジーと共に医療も発展していく可能性は無限大。
そしてこのDAO内での活動や発信が、将来の医療界の変革への一端をになうかもしれません!
また随時構想をお伝えしていきます。
まだDAOの名前もついてない、出来立てほやほやのコミュニティです。
皆さんも新しい【Web3的医療】をいっしょにデザインしながら育ててみませんか?